日本百名山の一つ、恵那山。
うちからは日帰りが出来る位置にあるけれど、ネットで調べて見ると頂上での展望があまり良くないらしく微妙な評価。
でも近さは魅力!ということで行くことにしてみた。


広河原口登山道へのアクセスは名古屋方面から行くと恵那山トンネル出口すぐの園原ICから。

ほぼ一本道を山の方へ向かうと、細い山道はゲートで行き止まりになる。その手前が駐車場として整備されていた。

7時前に着いたけれど、ちょうど満車になってしまったタイミング。少し下の空きスペースに車を停めた。

5月も終わりに近いとはいえ、2000mを超えるため、残雪を考慮して最初からゲイターを着用。


まずは登山口まで約20分の林道を歩く。林道は所々崩壊していたり、大きな落石によりかなり痛んでいる。
そうこうしているとやっと登山口に着いた。


ここから左下に下り、まずは川を渡る。




渡った後はひたすら樹林帯を登る。景色はほとんど見えない。




5月下旬、よく晴れた日でかなり暑くなってきた。




新緑が瑞々しい。




やっと展望が開けた!





結構草でモサモサ。





南アルプスの山並みが見える。





雪が出てきた。この雪の部分と登山道が途中で合流するけれど、アイゼンは不要。




案外景色が良くて、ちょいちょい足を止める。




また樹林帯に入る。8合目くらいからは雪道に。
気温が高く、雪は腐り気味。相変わらずアイゼンはいらないけれど、雪の下が空洞になっているところでたまに踏み抜く。




山頂到着!
噂通り周りの木が高く、景色が見えない。
この標識の目の前にある展望台に上がってみる。





登って見た景色は…




噂通り、下と変わらず何も見えない!

とりあえずこの先の避難小屋近くに最高点があるらしいので向かってみる。




避難小屋の裏に岩があり、そこが最高点のよう。早速登ってみた。




おお、ここからなら確かによく見える!




登った岩場の足元はこんな感じ。

小屋は泊まった人が居たようで、掃除の最中だった。中で昼ごはんを摂るつもりだったけれど、諦めて少し戻ったところにある広場に行くことに。

ちなみに小屋の近くには立派なトイレがあるけれど、見たことのないほど大量のハエが飛んでおり、使うのには勇気がいる…。




昼ごはんを食べたら、あっさり下山。
途中で張り出した枝で額を強打しつつ、登山口まで戻る。



かなり暑くなってきたので、川で癒される。




振り返ると恵那山。






ここからまた20分の林道歩きがやっぱりキツかった〜!


思っていたより所々で展望も開けており、緑も深くて良い山でした。
やっぱり自分で登ってみないとそのあたりはわからないですね。