その1からの続き。
杉峠からは緩やかな下りが続く。この旧千種街道はホントに気持ちいいトレイル。
足元には栗やドングリがいっぱい転がっていて、秋であることを実感する。
標高を下げた分は後から登らなくちゃいけない。そんなことを忘れるくらいの気持ちよさ。
気分良く歩いていたら、あっという間に上水晶谷に着いた。
ここから国見峠に上がるトレイルは踏み跡が薄いところがあり、赤テープも少ないため初めてだと戸惑うかも。
ただ、それほど急登ではないためゆったりと登れるのが救い。
最後に岩でゴロゴロのところを登ると、一気に視界が開ける。
ここ辺りで無性にコーラが飲みたくなってきたので、山上公園へ急ぐ。
ただ、ここから一気に人が増えたため、思うようには進めない。
ロープウェイで登れるから普通の格好の人も多い。
国見岳方向。
そしていきなりのリゾート感。
楽しみにしていたコーラは自販機には無かった。仕方なくポカリを購入し、ナルゲンに移し替える。
観光客と一緒に山頂へ。
一応望湖台へも。
ただ、人が多すぎて写真を撮るのもままならない。
とりあえずお腹が減ったので、人の少ないところへ移動して昼ごはんにする。
今回は届いたばかりのULトレックテーブルを初使用。アルコールストーブとの組み合わせでも熱の影響は問題無かった。
お湯を沸かしてマッサマンカレーヌードルを食べる。
お腹を満たした後は下山するだけ。
駐車したところまで降りるのに、武平峠方向へ進む。
ここから武平峠へ降りるトレイルが始まる。
少し進むと、岩場に出た。目の前に鎌ヶ岳がドーンと見える。
でも、この後どう見ても道が無い。
ここまでの踏み跡はしっかりしてたし、わかりづらいだけで下に行けるだろう、と無理して進んでみたものの、次第にまったく道がなくなった。
どこかで道をロストしたかと思い付近を藪漕ぎしながら捜索するも、見つからず。仕方なく進むのをやめ、戻ることにした。
何とか戻ったものの、他に分岐は無いし赤テープもあるから間違ってないはず。どうしようか迷っていた時に、同じコースを降りてくる人がいたため話しかける。
登りもこのコースを使った方たちで、登るときにこの道は多分通っていないとのこと。とりあえず入口まで戻ってみることにした。
その途中、もう少しで登山口というところで、降りる方向を見て右側に道があることを見つけた。そちらに向かうと、どうやら正解の道。普通に進めば真っ直ぐ行ってしまうようなルートだったため、すごく分かりにくかった。
疲れもあったけど、もう少し注意深く進まなければと反省。
正解ルートは岩場やザレ場、奇岩もあり楽しい道。でもなかなかの激下りで、疲れている中藪漕ぎして無駄に体力を使った身体にはキツかった。
しかも途中から年配の方々の集団が前に現れ、そのまま渋滞に突入。
結局登山口まで、その列を抜くことも出来ず、ゆるゆると降りることに…。
そこそこのロングコースで、御在所岳以外は人も少なく、いいハイクだった。
このあとは温泉のためにアクアイグニスへ。
ところがその日はマラソンが近くであったらしく、参加者は無料?で温泉に入ることが出来るみたいでかなりの混雑具合。
洗い場は満タン、風呂場も人まみれでゆっくりすることも出来ず、さっさと退散。
パン屋も混んでいたし、最後の最後に不完全燃焼な感じになってしまった。
温泉はまたリベンジしなきゃだな…。
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