気がつけば去年の9月の常念山脈縦走から7ヶ月の間、テント泊から遠のいていました。
デイハイクはちょこちょこしていても、やっぱり山で寝たい!そんな気持ちが沸々と湧き上がってきていた中、ゴールデンウィークの休みを利用してお泊まりハイクの計画を立てました。


条件は、雪が無いこと(あっても軽アイゼンで対応可能なところ)。
となると、必然的にこの時期はアルプスは除外になります。
そんな中思いついたのは瑞牆山と金峰山を一泊二日で楽しんでしまおうというプラン!
瑞牆山荘から登れば1時間弱でテント場に着くため、今年一発目のテント泊装備でも問題無いだろうという目算です。
Webで雪や凍結具合の情報を入手しつつ準備し、天気が良さそうな5月1,2日で行ってきました。


前日は20時に就寝。起床は2時。出発は2時半の予定でしたが、なんだかんだで結局3時前くらいになりました。

中央道をひた走り、駒ヶ岳SAで休憩した後はノンストップで瑞牆山荘まで。
6時10分くらいに着いた時、無料駐車場は3,4台の空きがある程度でした。


まずは腹ごしらえ。前日購入しておいたパンと駒ヶ岳SAで購入したおにぎりをとって準備万端。

今回は2人でハイク。
久しぶりの山と道FramepackOne。2人分のシュラフと食料でP.W.は10kgほどになりました。
瑞牆山荘はすぐ近くに水場があるので、水は飲料用の500mlしか持たなくてもいいのが助かります。


6時半には出発!その前に瑞牆山荘の有料トイレに立ち寄り…。

今度こそ出発!


緩やかな道をゆっくりと歩いていきます。踏み跡というか、道はたくさんありますがどのルートを通ろうと最終的には同じところに出る感じ。


途中、目指す瑞牆山の展望がありました。案外近い。
というのも、登山口ですでに1500mほどの標高のため、山頂までは700m強登ればいいだけ。




富士見平小屋に着く少し前に、水場への分岐があったので先に寄ることに。
水は豊富に出ており、冷たくて気持ちがいい!


そして小屋に到着!まずはテントの受付をし、早速設営します。


前日からの宿泊者もまだ残っており、小屋に近いフラットな場所はあまりありませんでしたが、その中で良さそうな場所を選んで設営!


今回もエアライズ2。ポール修理してからは初設営ですが、特に問題もなく完成。
下がフカフカでペグも余裕で刺さりました。


ここでFramepackOneはお役御免。MINIに2人分の荷物を入れて出発です。
まずは小屋の左側のトレイルから瑞牆山へ。


最初は緩やかに下り、途中から急な下り坂になったと思ったら沢を渡ります。
親子ハイクの人たちもいて、小さな子どもが頑張って登っているのをみるのも微笑ましい。


沢を渡ればすぐに桃太郎岩。
想像以上にデカイ!
時間はたっぷりあるので色々写真を撮って遊ぶ!



ブレてる…。

途中鎖場を越えつつ、木の間から大ヤスリ岩が見えるポイントへ。


トレイルは岩が多くなり、ちょっと歩きづらいところもありますが、基本的には登りやすい。


鎖場では鎖を持つより木を掴んだほうが登りやすいところも。


頂上手前で少しだけ凍結ポイントがあり、そこでプチ渋滞。自分たちは安全を期して軽アイゼンを装着しました。
翌日の金峰山では着用必須になりそうなので、初軽アイゼンの同行者の練習がてら。

で、あっさり山頂到着!


風がめちゃ強い!特にこの標識周辺から右側はヤバイ!


風強過ぎでまともに立てない…。


残念ながら富士山は見えませんでした。


金峰山の五丈岩が見えました。ここからだと結構遠く感じる…。


山頂標識から左側は比較的風が弱かったのでちょっとゆっくりしました。


ジャンプ写真を一生懸命撮っている人たちを微笑ましく見つつ、そろそろ下山です。

登りやすいといっても岩だらけで段差の大きかったトレイルなので、下りはそれなりに足にダメージがきます。
実は前回の御在所岳のときに膝を少し痛めており、万全の状態ではなかったのでゆっくりと進みました。

そんな途中で、インスタでお見かけした方と遭遇!少し会話し、記念撮影(笑)
写真アップは自粛しますがとても爽やかでいい方でした。



行きにスルーしたここも通過!


ゆっくりゆっくり。



小屋到着!
朝が早かったのでまだ早いけどテントでゆっくりします。



テントは朝来たときより減ったような。


前日は朝方にマイナス6度を記録したようですが、この日はテント内で5度くらいかな。結構暖かく過ごすことができました。
とても静かなテント場で、耳栓無しで早めに就寝…。
翌日は4時半起床で金峰山へ向かいます。