2015年02月

 鈴鹿セブンマウンテン、ついに最後の入道ヶ岳に登る。
メジャーなのは椿大神社からのルートだろうけど、せっかくラストを飾るのならもう少しロングコースで、ということで鎌ヶ岳までラウンドするルートをとることにした。


8時少し前に宮妻峡の駐車場に到着。微妙にマイナーなためか結構空いていた。
準備をして出発!

と、いきなりの渡渉。岩を飛び越えながら反対側の岸に渡る。目の前で知らない人が川にドボンしていたけれど、ちゃんとルートを見極めないとびしょ濡れになるね。

入道ヶ岳に登るルートは新道と呼ばれ、比較的新しいトレイル。


ほぼ直登なので斜度は厳しい。


しばらく樹林帯を登ると傾斜が緩やかになり、視界が開ける。


草原がとてもいい雰囲気。
竜ヶ岳もそうだけど、この感じがサイコー!


振り返るとこの後向かう予定の鎌ヶ岳。


気持ちいいですな〜。
ウキウキしながら歩く。


あっさり山頂着いちゃった。
山と高原地図のコースタイムは2時間だったけど、1時間で到着。かなり甘いタイムみたい。


ちょっと休憩。
風も無いし、ポカポカ陽気。このまま昼寝したくなる…。

さて、そろそろ行きますか。



真ん中少し右手のトンガリが目的地!
あ、案外遠いなぁ…。

まずはイワクラ尾根を通って、水沢岳へ向かう。

結構痩せた尾根道もあり、慎重に。


花も咲いていて癒される。


重ね岩。
すごく普通にあるのでちょっと行き過ぎてから気付いた。


絡まっちゃったような木を見つけてビックリ。


ここは左側を巻いていく。


小さなアップダウンがあり、だんだん体力が奪われてきた。


水沢峠。
ここから水沢岳を経て、鎌尾根、鎌ヶ岳へと進む。


シャリバテ気味。


水沢岳にやっと着いた。
お腹ペコペコ。ここでお昼休憩をとる。お昼は朝から同じコースを歩いていた方と一緒にさせていただいた。
基本ソロなので、たまにはこういうのもいいね。

しばらく休憩したあと、今回のコースの核心部、鎌尾根へ!


アップダウンが続く。


だいぶん近くなってきた!


鎌尾根の巻き道を通る。
高度感のあるところもあるけど、問題なし。


何個かの小さなピークを越えていく。


入道ヶ岳から随分歩いてきた。
そしてようやく鎌ヶ岳の本体へ!


ガレているところではなく、右手から回り込む。
鎌ヶ岳は武平峠からのコースだとかなり急峻な岩場を登るところがある。こちらからのコースも同じようなものを想像してたら、、、。

あっさり登頂。


最後は本当にあっさりで拍子抜け。



ここでコーヒータイム。先ほどお昼をご一緒させていただいた方にご馳走になりました。ありがとうございます!




通ってきた鎌尾根は、こちらから見るとなかなかのギザギザ具合。


ここからカズラ谷を下れば、宮妻峡に辿り着く。
下り始めてみると、展望もほとんど開けておらず、たんたんと進むだけ。





滝があったので一休み。
あとちょっと!




宮妻峡の登山口にやっと着いた…。ここまでくれば駐車場はすぐソコ。
いやー、かなり疲れた。


これにて、鈴鹿セブンマウンテン制覇!最後に相応しい、骨のあるコースだった。
鈴鹿のお山は他にも色んなコースがあるから、これからも楽しもうと思います。もちろん、ヒルの時期は避けてだけど。

鈴鹿セブンマウンテンの6つ目。
今回は御在所岳の中道から登り、山頂を経て国見岳経由で裏道から下る予定。



朝7時前に鈴鹿スカイラインの駐車場に到着。この時間で中道に一番近い駐車場はあと2、3台しか空きが無く、準備しているうちに満車になった。さすが人気抜群。


かなり登りやすいトレイル。この辺り特有の花崗岩のザレ場はあれど、とくに問題なし。




あっさりと負ばれ岩に到着。でかい!

天気が良くて最高!





山頂まではまだまだ。ちょっと風が強い。



ザレザレ。微妙に滑る。




鎌ヶ岳が見える。やっぱりあのトンガリはカッコいいなぁ。





そうこうするうちに、地蔵岩に着いた。御在所岳のシンボルですね。





この日も風が強かった!ビュービュー吹いてる!





ロープウェイは動いてるけど、風が強いので試験運転だったと思う。人が乗ってなかった。




御在所岳中道登山道には、キレットがある。
高低差は10mくらい?思ったより大したことはない。鎖もあるけれど、慎重に行けば問題なし。でもたまに吹く強風が危険!
渋滞スポットでもありますね。焦らないように…。



大きな岩が多く、単調な樹林帯とかもないので楽しい!
アスレチック気分で登っていると、あっさり富士見岩に着いた。


富士山は見えない。
ここまでくれば後は山頂まで舗装路を歩く。これがダルい…。




素晴らしい山々!







三角点に着いた!
山頂レストランのアゼリアが開店してないので、買っておいたおにぎりを食べる。



少し離れた別の標識へ。琵琶湖が見えそうで見えない。


満喫したので、国見岳の方へ歩く。舗装路はイヤなので、スキー場のゲレンデ部分を進んだけど、地味に傾斜がキツイ!


ちょっとした急坂を下りていく。
こっちのトレイルはあまり人がいないのでゆったりと。
振り返ると御在所岳の緩やかなピークがいい感じに見えた。





国見岳の山頂。この前に立派な石門があるけど、微妙な写真だったので割愛。



ちょっと休憩し、出発。
帰りは裏道から下るつもりだったけど、そこまで戻るのが面倒になったので国見尾根からにした。

尾根というだけあって、狭いところが多い。


途中でゆるぎ岩で遊ぶ。
左側、落ちそう…。途中まで行ったけど、その先には立てない(笑)

そのすぐ近くには天狗岩。


岩と戯れながら下りていたら、藤内小屋に着いた。


営業はしてるみたい。
休んでいた他の登山者と少し会話。ハルリンドウが咲いてるから、気にしながら行くといいよ!と言われた。


ここからは裏道と合流したので少し人が増える。川沿いを歩いていると、


早速発見、ハルリンドウ!



さて、このまま裏道を下ると駐車したところまで鈴鹿スカイラインを歩かなくてはいけないので、破線ルートを通って中道に戻ることに。

が、これが案外キツイ!結構な急坂を登り返す…。
この日、一番辛いところでした。

中道に合流した後はサクサク下山!
最後にやられたけど、やっぱり人気なだけあって楽しいハイクでした。

鈴鹿セブンマウンテン、残すは入道ヶ岳のみ!


鈴鹿セブンマウンテン。
昭和39年に開催された登山大会の対象として鈴鹿山脈の中から選ばれた7つの山を示す名称で、
どの山も1000m前後の標高ながら大きな魅力を持った山々です。

藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳

この内、屋久島ハイク時点で自分がまだ登ってなかったのは藤原岳、御在所岳、入道ヶ岳の3つ。
今回は残雪期の藤原岳へのハイクの記録です。


数日前からの寒気の影響で、4月に入ったのに山頂付近は雪が積もっているのが見える。それどころか、ちょっと吹雪いているような…。

朝7時半には大貝戸登山口の駐車場に着いたのに、すでに満杯。仕方なく少し下ったところにある有料の駐車場に停める。

少し歩き、再度登山口に到着。ここには立派な休憩所が作られており、トイレも洗い場も備えている。この洗い場には後々大変お世話になることに。

最初は雪もなく普通のトレイル。けれど5合目を越えたころから雪がチラホラ見え始めた。


この藤原岳、福寿草で有名な山。これが目当ての登山者が多い。自分も、せっかくだからと、この時期に登ることにしたのだけど、人が多くて渋滞するところもあった。


うむ、かわいらしい。


さくさく登っていくと、8合目くらいからパラパラと雪が降ってきたのでレインウェアの上着を羽織る。


寒くなってきた。春じゃない。


9合目の小屋に到着。中には少しだけ人がいたけれど、まだ余裕そうなので昼ごはんの前に山頂に行くことに。


ダメです。吹雪いてます。メッチャ寒い!


何もない。何も見えない。
小屋に逃げる!!


小屋に戻ると、人がいっぱい。あれ、さっきまで空いてたのに…。
大量のビールを持ち込んで宴会準備中でした。楽しいんだろうけど占有するのは止めようよ…。

とりあえず外の雪を避けられるところで行動食をとり、どうしたものかと思案。

地図を見ると天狗岩というところが景色が良さそうだったので、そちらに行くことに。


ほとんど人が通っていないから、新雪がふかふかで気持ちいい!降雪量もそれほどじゃないのでスイスイ進める〜。

小さなアップダウンを越えながら、天狗岩到着!


雪も止んでいい感じ。他に人もいないのでゆっくり景色を楽しむ。


きれいだな〜。
よし、そろそろ戻ろう!


雪も止んで、気温も少し上がってきた。
小屋ではまだ宴会中かな。横目に下山開始。


ここから写真は無し。なぜなら、気温が上がったことによって融けた雪でトレイルがぐちゃぐちゃ泥濘んでおり、慎重に下らないとかなりヤバそうだから。

実際目の前で転んだ人がおり、悲惨なことになっていた…。
場所によっては10センチ弱ほど沈む場所も!

結局は無事に下山出来たわけですが、登山靴やゲイターはドロドロ。大変なことになっていました。
これは登山口休憩所の洗い場で、ブラシを使ってしっかり綺麗にさせていただきました。助かります。

これでセブンマウンテン5つ目を制覇!
次は御在所岳に登ります!

今回の屋久島ハイクでの装備を載せておきます。
南の方の島とはいえ、3月初旬だったため、気温は10〜15℃程度を想定しました。結果的にはちょうど良い感じでしたが、宮之浦岳の悪天候時だけは寒く感じました(行動中は問題ないけど、停滞すると寒い)。


◆ウェア関係
①ベースレイヤー(1日ごとに着替)
    モンベル
      ジオラインL.W長袖
      ジオラインL.W ZIP長袖
    ノースフェイス
      フラッシュドライジップアップ
②ミドルレイヤー
    マウンテンハードウェア
      モンキーマングリッドJKT
③レインウェア(ほぼ常時上着を使用)
    ノースフェイス
      レインテックスフライト
④パンツ
    ノースフェイス バーブパンツ
⑤タイツ
    ワコール  CW-X スタビライクスロング
⑥靴下
    スマートウール マウンテリアニング
    ノースフェイス トレッキング
⑦ゲイター
    ブラックダイヤモンド
      アルパインゲイター
⑧グローブ
    ノースフェイス E-TIPグローブ

◆ギア
①ザック
  グレゴリー Z40
②ストック
  ブラックダイヤモンド
    トレイルショックコンパクト
③ヘッドランプ
  ブラックダイヤモンド スポット
④時計
  スント ベクター
⑤ストーブ
  プリムス P-153
⑥クッカー
  プリムス ライテックトレックケトル&パン
⑦水筒
  ナルゲンボトル 500ml
  ペットボトル 500ml
  プラティパス 1リットル
⑧カトラリー
  スポーク
  DIMEX コップ
⑨軽アイゼン
  モンベル 4本爪
⑩登山靴
  ガルモント ネブラスカGTX

◆その他
  ①ファーストエイドキット
  ②デジカメ
  ③モバイルバッテリー
  ④タオル
  ⑤行動食
  ⑥小型マット
  ⑦防水スタッフサック


その他、疲労回復用に湿布とアミノ酸のサプリを持参。湿布は寝る前に貼り、サプリはハイク中に随時摂取しました。まったく筋肉痛にならなかったので、結構効果があったかと思っています。
また、塩分やミネラル補給のためにポカリスウェットの粉も持って行きました。宮之浦岳では湧き水でポカリを作ったりもしました。
屋久島はどこも水場が豊富で、よく冷えた水はとても美味しかったです。

今回の屋久島ハイクにかかった費用を参考までに記載しておきます(おみやげ代除き)。

前にも書きましたが、普通のツアーは高い&自由がきかないため、全て個人手配で行きました。起点は名古屋市近郊です。

1日目(移動日)
  電車 920円・・・セントレアまで
  昼食 950円・・・鹿児島空港にて
  高速バス 1200円・・・天文館まで
  ガスカートリッジ 352円・・・好日山荘
  コンビニ 335円・・・翌日の朝ごはん用
  小計 3757円

2日目(縄文杉ハイク)
  バス 220円・・・屋久島自然館まで
  バス 1700円・・・登山口往復
  飲み物 300円・・・ホットジンジャー
  バス 220円・・・ホテル最寄バス停まで
  レンタカー 10180円・・・48時間(軽)
  軽食 241円・・・スーパーにて
  ホテル代 16800円・・・2日分
  小計 29661円

3日目(白谷雲水峡ハイク)
  協力金 300円・・・白谷雲水峡
  ソフトクリーム 200円・・・八万寿茶園
  昼食 670円・・・モスバーガー
  尾之間温泉 200円・・・入浴代
 小計 1370円

4日目(宮之浦岳ハイク)
  ガソリン代 1840円・・・満タン給油
  飲み物 140円・・・下山後
  小計 1980円

5日目(移動日)
  バス 860円・・・宮之浦港まで
  昼食 750円・・・天文館にて
  高速バス 1200円・・・鹿児島空港まで
  電車 1270円・・・自宅最寄駅まで
  民宿代 12000円・・・2日分
  小計 16080円

その他
  飛行機 13580円
      ・・・セントレアー鹿児島往復
  高速船 15200円
      ・・・鹿児島ー屋久島往復

合計
  81628円

ホテル代が高かったけれど、まぁゆっくりできたから良かったかな。
テント泊や縦走で小屋泊まりとかを併用すればもっと安く済ますことはできたと思います。
また、実際にはおみやげ等で使っているので、最終的には10万円ちょうど
くらいで収まりました。

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