2015年06月

夏に痛めた足が案外長引き、絶好の季節に山へ行けずフラストレーションが溜まる毎日。

ずいぶん良くなったところで鈴鹿の入道ヶ岳にも行ったけど、天気も微妙だったのでこれは省略。

時期的に紅葉のタイミング、比較的緩やかで登り易そうな鈴鹿山脈最北端の霊仙山へ行ってきた。
気持ちの良いハイクになればいいのだけど。



登山口に車で着いた時にはすでに駐車場はいっぱい。少し下った路肩に駐車した。
天気はかなり微妙。パラパラと小雨が降っている。予報では良くなるはずなので、準備をしながら車の中で待機。

暫くすると雨も止んだため、ハイクスタート!

最初は緩い樹林帯を登っていく。周りも明るくなってきた。気持ちがいい。


トレイルは荒れている部分もあるけど、問題になるような箇所はなし。


途中の有名な小屋、かなや はスルー。
サクッと汗フキ峠へ。



紅葉が美しい。


比較的フラットなトレイルをいく。落ち葉がつもり、足に優しいフカフカ道。滑りやすいけどね。



樹林帯を抜けると急に木が少なくなり、景色を楽しめる。

ここで団体さんが休憩&写真撮影会中。ここぞとばかりに先を急ぐ。


あぁ、気持ちがいい。
久しぶりのこの感覚。景色と風。
やっぱり山はいいな〜。


やがて周りの景色が変わる。


広大なカレンフェルト台地へ。
高い木はほとんど無し。


思わず走り出したくなるけど、足はまだ本調子じゃない。ガマンガマン…。


しかし風が強い。遮るものがないせいか。


小さなアップダウン。これが案外長い。



経塚山経由で山頂へ。
強風がキツイっす!


ここから一旦下り、グイッと高度を上げる。


そして山頂到着。

半端なく風が強くて、寒い。
持ってきていたフリースを羽織ったけど、風を通すのでスースーする(笑)


休憩したいけど寒すぎな上に鹿フンまみれで落ち着けない…。

仕方なく次の目的地、霊仙山の最高点へ向かう。ここは山頂と最高点が違うらしい。


鞍部で2人の男性が湯を沸かしていた。
やっぱり強風でかなり難儀をしている模様…。
それを横目に登り返し、到着。


ここから周回コースへ行くか迷ったけど、距離が大幅に増えるため、完治していない足のことを考えて無理せずピストンで戻ることにした。

そしてなんだか天気も下り坂。
ガスも出てきたので、サクサク歩く。

周囲の山も紅葉が進んでいる。


あっさり樹林帯へ。青空は見えなくなった。



そして かなや の手前くらいから雨がパラついてきた。
レインウェアを着るほどではないけど小走りに。


有名な無人販売を横目に走る!


急いでいたので写真がブレブレ。


あとは駐車場まで戻って終了。

とても登りやすくて、山頂直下のカレンフェルト台地が印象的ないい山でした。

前回のイブネハイクでとりあえずヒルシーズンが終わるまで鈴鹿は封印、と思っていたけど、使い勝手のいい鈴鹿を選択肢から外すとなると5月の最終土曜日の山行をどこにするか、かなり迷っていた。

候補はいくつか。御嶽山近くの小秀山or南木曽岳、百名山の空木岳、同じく伊吹山。

ホントに行きたかったのは鈴鹿の最高峰である御池岳。ギリギリヒルがいないかもしれなかったけど、近辺でクマ関連事件があったの で残念だけど諦めた。

色々悩んだ結果、当日朝に伊吹山に決めた。
理由は結局、近いから。



伊吹山は中学生のときに学校登山で登った山。そして自分が山にハマるきっかけとなった山。
今回で3回目のハイクとなる。


6時半過ぎに家を出発し、駐車場に着いたのは8時少し前。今回は上野登山口の脇を上がったところにある駐車場に停めた。
料金は200円。ほとんどの駐車場が500円の中、かなり良心的な価格。おじさんもいい感じの方だった。

登山口まで歩いてくだり、まずは入山料300円を支払い。以前は無かったけど、整備・管理のために去年から徴収が始まった。

ここから頂上までは約6kmで1200m弱の標高差を登る。


最初は樹林帯を進んでいく。整備されていて登りやすい。


登山口から20分弱で樹林帯を抜け、1合目。ここまでそこそこの傾斜もあるため、全然知らない人がこの標識を見たら、ここで1合目!?とヘコむだろうな…。


ここから元ゲレンデのキツイ傾斜を直登した記憶。
でも少しだけルートが変わって、微妙なつづら折りになっていた。キツさは大して変わっていない。


直射日光の中、ひたすら登る。
すでにそこそこの高さ。
少しかすんでいるけど、いい天気!


伊吹山は背の高い木が最初の1合目までくらいしかなく、その後はたまに木々のあるところもあるけど基本的には太陽の下を歩く。
暑い。


3合目付近はフラット。花を守るための網や柵が作ってある。


5合目には自動販売機。萎える。
助かる人もいるんだろうけどね。



ハイカーの数も多い。さすが百名山!



ぐんぐん高度を上げて、もうすぐ頂上。



そして山頂へ。
雲がいい感じ。


久しぶりの日本武尊さんも相変わらずコワイ顔。




お腹も減ったので持参したおにぎりを食べる。


休憩した後、頂上周辺をぐるっと一周するコースへ進んでみる。



こっちへ向かう人はかなり少ない。
けどなかなか気持ちいいトレイル!


山頂を振り返る。


思ったより下ってきた。


ここからもソコソコ高度を下げ、ドライブウェイの駐車場に到着。


階段を登るのが嫌だったので、駐車場経由の西登山道へ。


しかし車で来た人と同じところを登るので、登山装備の格好が浮いているように感じて何故か恥ずかしい。

途中で空を見上げると虹?


頂上まで登り返した後、少し休憩を挟んで下山開始。

所々で渋滞が発生したけど、学校登山で登ってくる子供たちの元気な挨拶に癒された。



久しぶりの伊吹山は、かかった時間や体の疲労度から、前に登ったときより自分が成長していることを実感させてくれた。

夏山シーズン間近。そろそろ梅雨に入るけど晴れ間を狙って次はどこへ行こうかな。



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