2016年02月

もともと日曜日にはどこかの山へ行こうと思っていた。鈴鹿の雲母峰にあたりをつけていたのだけど、土曜日が大荒れの天気でその影響からか日曜日は風がメチャクチャ強い予報がでていた。
この時点で標高の高い山は止めようということで、近場でありながらまだ行ったことのなかった各務原アルプスに行くことにした。


近場なので出発は8時半過ぎ。ナビを迫間不動でセットして着いたのはちょうど1時間が経った頃。
駐車場は広くていい。準備して登山口へと向かう。

各務原アルプスといいながら、岐阜県関市と各務原市の間にあるため、関南アルプスとも呼ばれるらしい。
駐車場の横にもこんな看板。


鳥居をくぐってどんどん進む。


この先にホントに登山口があるのか?と思うほど石段を登っていく…。


やっと登山口へ。ゲートの横をすり抜けてまっすぐ進んでいく。
といってもまだアスファルトの舗装路。


少し進んだところにあったこの標識。道なりに進んだ左で良かったのだけど、山道へ入れる右へ進んでしまった。
これが失敗。


つづら折に登っていき、不動の展望とやらに出る。



そのまま進むと、金比羅山に着いた。



ここで間違いに気づく。
最初に明王山に行き、この金比羅山は2つめのピークだったはず…。
明王山のほうが景色がいいという情報だったので、取り敢えず向かう。

で、到着。


天気は悪くないのだけど、霞んでいて遠くの山は見えない。鈴鹿も伊吹もアルプスもダメ。



この日のザックは、金曜日に届いたks ultralight gearのks30。この日のパッキングは3kgくらいで全然入ってなかったけど、調子よく背負うことができた。
またレビューでもしようかと思っています。


ここからはさっきの金比羅山へまた逆戻り。そして金比羅山からのルートでまた間違い…。違う尾根降りてしまった…。
途中で気づいて登り返し。シンドイ。

正解ルートは緩やかな下り。


気持ちよく歩いて行くと、一旦道路に出て、すぐ反対側のところからまた登山道へ。


急激に標高を下げたあとは、昆虫養殖場へ。横道は色々あったけどとにかく道なりに進む。



北コース(迫間城跡方向)へ行くか、大岩見晴台コースへ行くか。周回ルートは右だけど、せっかくなので大岩見晴台まで行ってみることにする。


アップダウンしつつ、到着。
見晴台というだけあって、さすがに景色良し!



小休憩をとって、来た道を戻り北コースへ。
そこそこ雰囲気のいいところを通りつつ。


アップダウンをしつつ迫間城跡へ。



ここから少し進めば、迫間不動へ降りる階段に着く。


この階段がかなり長かった。絶対登りたくないな、コレは。


階段を下りきっても、そこはまだ登山口のところ。そこからまた行きに使った階段をまた降りて、やっと駐車場に着いた。

標高は400mに満たない里山だけど、里山だからこそのルートの豊富さ(それで迷った)や、以外とアップダウンのあるコースで思ったよりガッツリと歩けたかな。

各務原アルプスの全ルートを縦走しようとするとかなり長くなるらしいけど、いつか挑戦したいと思う。
まぁ、縦走すると車を取りに行くのがメンドイらしいので、多分やらないな(笑)。

2016年になってから行った山は多度山からの石津御嶽縦走のみ。
雪山は基本的にやらないのでこの時期の山行回数が減るのは例年のことだけど、あまりに行かないと体力的な衰えが心配になってくる。
今年はかなりの暖冬で山にも雪は少ないだろうし、久しぶりに雪の上を歩きたい気持ちもあって藤原岳へ行くことにした。


家を出たのは7時半くらい。道から見える藤原岳はやっぱり雪は少なそう。


天気はあまり良くない予報だったけど、気持ちはあがってきた。


樹林帯は全く雪もなく、むしろ乾いた状態。


気温も6,7度程度。ジオラインL.W.にマウンテンハードウェアのマイクログリッドフリース、OMMのカムレイカレースジャケットで出発したものの、暑くてジャケットはすぐに脱いだ。


6〜7号目くらいで霧雨のような雪が降ったりしたけどそれもすぐに止んだ。
ここまでまったくと言っていいほど雪が無かったが、7号目からはチラホラ見えてきた。


8号目に着く少し前から登山道に雪がかかり始めた。
ここでゲイターとチェーンスパイクを装着。


ゲイターも軽アイゼンもめちゃくちゃ久しぶりに着けた。踏み固められた雪の上を歩くと、ちいさなアイゼンの歯がサクサクと刺さって気持ちいい。


藤原岳は夏道しか通ったことが無かったので、この時期の直登コースは初。
傾斜はそれなりだけど
雪が少ないし、しっかりステップもあって余裕で進める。



前日に霊仙山で福寿草が見られたとの情報を入手していたので気にしながら登ったけど、みかけることはなかった。

開けたところから見ると、天気はやっぱりあんまり良くない。



陽の当たる場所は雪もほとんど無くてアイゼンがあると逆に進みづらいくらい。


サクサク進んで藤原山荘到着。
中からは楽しそうな声が聞こえるけど、立ち寄らずにそのまま展望台方向へ。


一気にガスと雪で視界が悪くなった…。


展望台までに会った人は2人だけ。
そして展望台には誰も居らず…。


ここでもマイナスになっていないくらいの温度。暖かい。
素手でも耐えられる!


せっかくだけど何も見えません…。


今回は天狗岩には行かず。
というか、行こうとしたけど雪がなくて楽しくなさそうだったのでやめた。
まぁ、また今度。

山荘でおにぎりを食べて、さっさと下山。1時間ちょっとで登山口に着いた。


相変わらず綺麗な施設。
登山道が全然ぬかるんでいなかったのでほとんど汚れてなかったけど、いつも通り洗い場を使用させていただいた。


雪は少なくて歩きやすく、気持ちのいいハイクだった!

今週からは暖かくなる予報。本格的な春山シーズンまでもう少し。
その前にもうちょっとだけ雪の上を歩きたいかな。

↑このページのトップヘ