せっかく天気が良かった2月の後半、風邪をひいて身動きが取れず、その後も体調がすぐれないまま2週間経ってしまった。
その2週間は食欲もあまりなく、気づけば体重が2kg以上落ちてしまい、体力的にも良くない状態。
なんとか回復してきたこの日、一気に体を覚醒すべく、以前から気になっていた鈴鹿山脈の雲母(きらら)峰へ行くことにした。
その2週間は食欲もあまりなく、気づけば体重が2kg以上落ちてしまい、体力的にも良くない状態。
なんとか回復してきたこの日、一気に体を覚醒すべく、以前から気になっていた鈴鹿山脈の雲母(きらら)峰へ行くことにした。
6:00にかけたアラームは毎度のごとく気づかず、目が覚めたのは30分後。
まぁ、どちらかといえばマイナーな山のため車が停められないほどではないだろうけど、一応準備を急いで出発した。
今回の登山口は岳不動。
ネットで雲母峰を調べると登山口は色々あるらしいけど、とりあえず「山と高原地図」で一番メジャーっぽく書かれていたここを選択した。
ここから雲母峰までハイクアップし、体力に余裕があれば鎌ヶ岳まで縦走しようというプラン。
湯の山乗馬クラブの西側を左へ曲がり、岳不動に着いたのは8:00前だった。
岳不動は水を汲めるようになっており、地元の方が結構来るらしいので、ちょっと離れた場所に駐車する。
植樹された杉の樹林帯は、登山道がしっかり整備されており登りやすい。
ただ花粉症の自分にとっては、見上げれば花粉をたっぷりと携えた杉は恐怖の対象でしかない…。
ちなみに、マスクを着けて登り始めたけれど、暑くなってすぐに外した。
林道がカーブする手前にあるけど、標識が見づらいためここは下手すると見逃すかも。
ここでやっと少しだけ景色が見える。
ここでやっと少しだけ景色が見える。
そしてここには荷物を上げるための設備があった。この上にある雲母Ⅱ峰はパラグライダーの発射場になっているらしく、たぶんそのために作られたものだと思う。
まずは尾根を進み、雲母峰のピークへ。
あっさり到着したけどこちらは展望なし。このまま鎌ヶ岳へ向かう。
途中、西峰へ向かう標識もあったけど、この後の体力を考えてスルー。帰りに余裕があったら寄ろう。
ここから最初のうちは下り基調の緩やかなトレイル。
だけどそこを過ぎると斜面が崩壊した場所をトラバースしなくてはいけないため、なかなか神経を使うところがあった。
岳不動に停めてあった登山者のものらしき車も1台だけだったし、このルート人気いないのか??
その名の通り花崗岩が崩れたザレ場と、花崗岩そのもののミックスで白くハゲたようなところだった。
そんなそこそこの斜度のところを登っていくと、ここからもまた素晴らしい景色。
雲母峰からは結構歩いてきた。
そしてなぜかかなり危ないところに設置してある標識。
これを撮影するのにかなり微妙な体勢にならざるを得ない…。
ここからは宮妻峡への分岐や鎌尾根への分岐をスルーして、鎌ヶ岳を目指していく。
この辺りからやっと他の登山者と顔を合わせるようになった。
見上げる鎌ヶ岳。
右側を巻いて登っていく。ここもそれなりの斜度。
ここから見える鎌尾根はカッコイイ!
登りきってやっと鎌ヶ岳頂上。ずいぶん久しぶりに来たな~。
時間は10:50。3時間は切れた。
歩いてきた道。
御在所岳。
雨乞岳方面。
ここで休憩。
途中ドロドロのところがあったので、靴も泥まみれ。
今回もks ultralight gearのKS30で。
ご飯はカップラーメンのリフィルをエバニュー400FDで作ったら、汁が溢れた。
香ばしい匂いが辺りに漂う…。ちょっと目を外した隙に…。
でも問題なく作れたのでそのまま食べる。次は気をつけなければ。
この日は頂上にも人が少なかった。鈴鹿スカイラインがまだ冬季閉鎖中だからだと思う。
暇なので自撮り。
ゆっくり休憩をして、11:30前に出発。
ここからは来た道を戻るので写真はほぼなし。
白ハゲには12:00ちょうどに到着。
やっぱり久しぶりで筋力が衰えているのか、ずいぶん疲れてきた。けど自撮り!
天気も少し悪くなっていたし。
サクサク下って、登山口に着いたのは13:40前。
なんとか2時間10分程度で戻ってくることができた。
やっぱり疲れているときの樹林帯はメチャ長く感じたな…。
このあとは近くのアクアイグニスで温泉に入り、モデラートに寄って帰宅。
人はほとんどいなかったけど、かなり楽しいルートだった。
ただ、久しぶりのガッツリハイクだったので、翌日の筋肉痛はきつかった~。