カテゴリ: 日本百名山

海の日を含めた3連休、うちの会社は休みじゃなく普通に仕事。
その代わり、その翌週がなぜか4連休となっていたので、以前から行きたかった白山に行く計画をたてました。

日本3名山と言われる富士山、立山、白山。
富士山と立山はすでに登頂していたので、白山が最後。
去年も行きたくて地図は購入していたのですが、色んなタイミングが合わずに諦めていたところ。
天気予報とにらめっこし、金・土に目標を定めて準備しました。

行程としては、まずテント場にテントを張り、その後白山登頂。
テント場まで戻って宿泊し、次の日は下山のみというお気楽ハイクです。

今回はやっと出番の山と道Three。パックウェイトは7kgちょっと。 
(写真+マット&水追加)
軽いって素晴らしい。


金曜日は2:30に起床し、3:00には出発。
東海北陸道を白鳥ICまで走った後は、下道をひたすら進みます。 

以前登った荒島岳の登山口である勝原スキー場跡地を越え、福井県を北上して石川県へ。
駐車場のある市ノ瀬ビジターセンターに着いたのは6:00ちょうどくらいでした。
駐車場は平日だけあって結構空いています。


準備をしてトイレに行き、バスのチケットを購入。500円。
平日は別当出合まで自家用車でいけるかと思いましたが、この日はマイカー規制がかかっていたため市ノ瀬からバスでの移動です。


それなりに席も埋まり、6:30に出発。
くねくねと進み、6:45には別当出合に到着しました。


まずは登山届をここで提出。


車で福井近辺を走っていたときはかなりの曇り空で天気が心配でしたが、ここにきて青空!

有名な吊り橋を渡り、砂防新道で登り始めます。


今回の靴は、アルトラのオリンパス2.0を新調しました。クッション、グリップともにかなり調子いいです。何よりグレーとイエローのコンビがかっこいい。




順調に進み、中飯場。 立派なトイレ。



 整備された登山道はとても登りやすいです。


青空も広がり、最高の気分です。





まだ新しい甚之助避難小屋についたのは8:30。ここでトイレ休憩。
トイレは水洗で山の中とは思えないほど立派!
小屋の中も大変綺麗でした。 





少し登って、南竜ヶ馬場との分岐。今回はまずテントを張るつもりなので、
ここを右に進みます。 


斜面をトラバースするのですが、微妙に細くて危険なところもありました。 


遠くにテント場。


花に囲まれた木道を進んでいき、まずは小屋でテント場の受付をします。
300円と激安。






この日のお宿は、sixmoondesignsのLunar Solo LE。
ソロキャンプなどでは使用していましたが、山で張るのは初めて。 


少し休憩した後、エコーライン経由で山頂へ向かいます。 



この辺りから、背後からガスが上がってくる気配…。 


山頂のほうに目をやると、すでに雲に包まれているような…。 


とりあえず深くは考えないようにして、先を急ぎます。

エコーラインはとても歩きやすい道で、最後のほうの弥陀ヶ原は
木道も敷いてあっていい雰囲気でした。



砂防新道との合流地点から少しのぼると、室堂に到着です。 



お腹はあまり空いていなかったのですが、パワーを出すためにまずは腹ごしらえを。
食堂がすでに始まっている時間だったので、ちょっと変わったメニュー「白山固豆腐カレー」を頼んでみました。 

味は、まぁ、うん。


カレーを食べて準備していると、天気予報が張り出されていることに気付きました。


雨または雷雨って…。

外に出てみると、山頂方向は相変わらずのガス。
でもたまに青空が見えるので、とりあえず向かってみることにしました。 


どんどん濃くなるガス…。



久々の標高差1400mUPで思ったより疲れていたようで、ゆっくりと進みながら山頂へ。 


ガスです。 


それでもガスが晴れないかと待っていたのですが、一瞬晴れたものの、その後は全く駄目。 これは晴れた瞬間の写真。


天気予報のこともあったので、お池巡りは断念し、そのまま下山することにしました。 



お社におみくじがあったので引いてみる。結果は…。


下りている間に、ポツポツと雨が落ちてきて焦りましたが、酷くなることはありませんでした。


室堂で少し休憩をし、南竜ヶ馬場まで戻ります。コースはトンビ岩コース。 


かなりマイナールートなのか、まったく人がいません。


今回初の雪渓。 


山頂方向は少しガスが晴れたようですが、快晴とは言えず。 


しかしこのコース、道幅も狭く歩きづらい。 


トンビ岩。御在所岳の奇岩のほうがすごいね。



途中また小雨に降られたり、ガレた道だったりしてテンションも上がらずゆっくりと下ります。




やっと 小屋に到着。 


ここでコーラ350円を購入しました。
すぐに飲みたい衝動にかられるも、テントまで我慢してプシュッと。


まったり過ごしていると、隣のテントのおじさんが戻ってきたようでちょっとお話。
年配の方でしたが、楽しくお話しさせていただきました。 

天気は相変わらずガス。


だんだん寒くなってきたのと、3時起きで眠かったこともあってテントに戻り、
少し仮眠をとります。

1時間ほど眠り、起床した後は夕飯。 
外を見ると、ガスが晴れてきていました。トンビ岩も写真中央の稜線上に微妙に見えます。


食事をとった後はまったりしつつ、20:00頃には就寝しました。 
途中、星空だ〜という声で目が覚め、外を見たら確かに星空。でも月が明るいのか、あまり綺麗に見えなかったので、ちょっとしたらすぐにまた睡眠へ…。

翌朝。
快晴です!


テント内側は結露がたっぷり。
タオルで拭きつつ朝ごはんを食べます。


隣のおじさんはアライテントのエアライズでしたが、こちらもかなり結露したとのこと。 湿気が多かったせいかも。
テントの外側もビショビショ。


この日はもう下るだけ。 
テントの内側も外側も拭いて、朝陽で乾くのを待ちます。




こちらは自炊場。水も使いたい放題でした。



ある程度乾いたところで撤収ー。


そういえばこの木道、一箇所だけ段差があって、前日来る時とエコーラインに向かうときの2回躓きました。
帰りはかなり気をつけていたので大丈夫。


またトラバース道を通って帰ります。



ほどなくして、別山方向がガスに覆われ始めました。前日よりもガスに覆われる時間帯が早い様子。

この先もすぐに真っ白です。


途中で永平寺のお坊さん見習いに挟まれ、下山のスピードがダウン。
この日は土曜日、登ってくる人がかなり多く、渋滞が発生しまくりです。

ガマンの時間…。

そして、やっともう少しでゴールのところまで来ました。


吊り橋が見える!


ゴール!(この方は知らない人です)


バスのチケットを購入し、少し待ったところでバス到着。市ノ瀬へ。


市ノ瀬に着いたら、ビジターセンターに寄って温泉の割引券が付いたチラシをゲット。
駐車場は土曜日だけあってかなりいっぱいになっており、路駐もたくさんありました。

車で温泉へ!


白峰温泉総湯。時間帯が良かったのか、ほぼ貸し切りでゆっくりと入れました。
割引券のおかげで650円が500円♪

このあとはひたすらまた運転で帰りましたが、道も空いていて案外はやく帰ることが出来ました。

白山、山頂はガスだったけど、花も綺麗で登りやすくてとてもいい山でした。またいつか、天気のいい時に登ってお池巡りリベンジします!

2日目の予定は4時半に起床し、5時半に金峰山に向けて出発予定。

ところが隣のテントが多分2時頃からかな?ゴソゴソと準備を始め、ジッパーを何度も開閉する音が響いたため、予定よりかなり早く目が覚めてしまいました。

耳栓を今さら出す気にもなれず、悶々としながらシュラフに包まっていましたが、途中で諦めて起床。
朝食をとって準備開始します。

ここでトイレに向かったのですが、まさかのトイレ渋滞が発生!
富士見平小屋のトイレは大小1個ずつしかないため、出発時間が重なるとヤバイことになります…。
多分最大15人くらいは並んでいたかと。
途中で小屋の方が女子トイレ側も男性に開放してくれたため多少はマシになったと思いますが、かなり厳しい状況でした。

そんなこんなで出発が遅れ、6時15分にやっと出発!
今度は小屋の右側から登っていきます。


ジワジワと標高を上げていくと、途中から緑が多くなり、八ヶ岳のような雰囲気に。



朝の木漏れ日と澄んだ空気が気持ちよく、大日小屋までのほぼフラットな道をサクサクと進んでいきました。


大日小屋に到着。と言ってもトレイルから外れた下の方にあるので、上から眺めるだけ。ここで前日残ったアルファ米を食べます。朝食が軽かったので、ここまでの道のりで小腹が空いた状態でした。


栄養補給したあと、次のチェックポイントである大日岩へ出発。

南アルプスが見えるポイント。
基本的に樹林帯の中を進むので、たまに見える景色にテンションが上がりました。



大日岩に着くとまた小休憩。



ここから砂払ノ頭までは泥濘、急登、残雪、凍結の道でした。




特に砂払ノ頭の直下は完全に凍結していたので、軽アイゼンを装着。
ネットでは「無くても行ける」という意見もあったし、実際着けずに登っている人もいましたが、安全性を考えたら着けないという選択肢はありません。特に下りは恐怖だと思います。安易な意見に従うのは危険以外の何物でもないですね。
下の写真は凍結してないところ。凍結部分は集中していたので写真を撮り忘れました。


そして砂払ノ頭に到着!
急に視界が開け、目の前に南アルプス、八ヶ岳の展望が広がりました。




と、少し左側を見ると、待望の富士山!ものすごく近くに見え、一気にテンションは最高潮へ!


瑞牆山でも富士見平小屋でも見えなかった富士山。ここから頂上に行くまで、ずっと見え続けていました。

軽アイゼンを外し、ここからは稜線を歩きます。


右側は切れ落ちた崖。と言ってもトレイルはギリギリの場所を通っていないので、強風でもない限り特に問題はありません。


頂上まではそこそこのアップダウンがあります。途中、大きな岩を越えたり、残雪&凍結も少しありましたが、ゆっくり確実に進んでいきます。
下山する人とのすれ違いも厳しい場所もありました。



そしてやっと五丈岩の真横に。


瑞牆山から見えていた五丈岩に、今たどり着いたこと。遠くに見えていた目標に届いた瞬間。
そしてその大きさにビックリ!


写真もソコソコに、まずはすぐそこにある頂上へ。
頂上へは岩がゴロゴロの道を通らなくてはいけません。危険な箇所は特にないけど、苦手な人にとってはちょっとこわいかも?


風は穏やかでとても気持ちいい!


写真を撮ったり撮ってもらったりで満喫した後、五丈岩の前まで戻って休憩です。



昼寝しながら、五丈岩に登ろうとする人を眺めていました。


何人か挑戦し、途中敗退していましたが、ついに1人の方が一番上まで登ることに成功!周りから拍手が起こっていました。


自分は特に挑戦することも無く、完全OFF状態です。

充分に休憩を取った後、トイレ休憩のために金峰山小屋へ向かいます。


こちらの道は途中からソコソコ残雪がありましたが、すでにグズグズになっていたので軽アイゼンを着けずに下りていけました。

歩いてきた尾根と瑞牆山と八ヶ岳。眼下には金峰山小屋。



芸術的な石の積み方。


そして金峰山小屋に到着。


金峰山小屋のトイレはチップ制で200円、ちょっと高いなと思ったのですが、中に入って納得。すごく綺麗でした。富士見平小屋もこれくらいならいいのに…。

ここでペットボトルの水500mlを購入し、小屋の外のテーブルでコーヒーを作ってゆっくりしました。


ここからはトラバース道を通って、登りに使った稜線まで戻ります。


この道もグズグズになった残雪があり、少し歩きづらかったですが、踏み抜くこと無く行けました。



稜線まで戻ったら、あとは来た道を戻るだけ。


名残惜しい。


砂払ノ頭直下の凍結を慎重に下り、あとは富士見平小屋まで。



富士見平小屋に到着したら、まずは瑞牆山と金峰山のピンバッジを購入。
お腹が空いたのでテントに戻り、ラーメンを作ります。
食べてもそのまま休めるわけではないので、下山のための片付け。

テントを撤収してパッキングし、コースタイムで40分の道を下ります。



そして登山口に到着!
来た時はいっぱいだった駐車場はスカスカで、物を広げて片付けすることが出来ました。


この時点で無性にコーラが飲みたくなったのですが、瑞牆山荘前の自動販売機は売り切れ。
仕方なくお風呂に入る予定の増富温泉へ向かいました。
ここのお風呂は温度で分けられた浴槽が何個かあるのですが、ほとんどぬるい…。
だからこそゆっくり入って温泉成分を楽しめるのでしょうが、やっぱりもう少し熱い方がいいかな…。コーラも売ってなかったし。

後は高速に乗り、八ヶ岳PAでお土産を購入し、駒ヶ岳SAで夕食をとって帰りました。

一泊二日で百名山2つ。両方ともとても楽しい山でしたが、富士山の展望と稜線歩きの気持ちよさで金峰山がかなり気に入った山になりました。

今期初のテント泊でしたが、次はどこに行こうかな〜。

気がつけば去年の9月の常念山脈縦走から7ヶ月の間、テント泊から遠のいていました。
デイハイクはちょこちょこしていても、やっぱり山で寝たい!そんな気持ちが沸々と湧き上がってきていた中、ゴールデンウィークの休みを利用してお泊まりハイクの計画を立てました。


条件は、雪が無いこと(あっても軽アイゼンで対応可能なところ)。
となると、必然的にこの時期はアルプスは除外になります。
そんな中思いついたのは瑞牆山と金峰山を一泊二日で楽しんでしまおうというプラン!
瑞牆山荘から登れば1時間弱でテント場に着くため、今年一発目のテント泊装備でも問題無いだろうという目算です。
Webで雪や凍結具合の情報を入手しつつ準備し、天気が良さそうな5月1,2日で行ってきました。


前日は20時に就寝。起床は2時。出発は2時半の予定でしたが、なんだかんだで結局3時前くらいになりました。

中央道をひた走り、駒ヶ岳SAで休憩した後はノンストップで瑞牆山荘まで。
6時10分くらいに着いた時、無料駐車場は3,4台の空きがある程度でした。


まずは腹ごしらえ。前日購入しておいたパンと駒ヶ岳SAで購入したおにぎりをとって準備万端。

今回は2人でハイク。
久しぶりの山と道FramepackOne。2人分のシュラフと食料でP.W.は10kgほどになりました。
瑞牆山荘はすぐ近くに水場があるので、水は飲料用の500mlしか持たなくてもいいのが助かります。


6時半には出発!その前に瑞牆山荘の有料トイレに立ち寄り…。

今度こそ出発!


緩やかな道をゆっくりと歩いていきます。踏み跡というか、道はたくさんありますがどのルートを通ろうと最終的には同じところに出る感じ。


途中、目指す瑞牆山の展望がありました。案外近い。
というのも、登山口ですでに1500mほどの標高のため、山頂までは700m強登ればいいだけ。




富士見平小屋に着く少し前に、水場への分岐があったので先に寄ることに。
水は豊富に出ており、冷たくて気持ちがいい!


そして小屋に到着!まずはテントの受付をし、早速設営します。


前日からの宿泊者もまだ残っており、小屋に近いフラットな場所はあまりありませんでしたが、その中で良さそうな場所を選んで設営!


今回もエアライズ2。ポール修理してからは初設営ですが、特に問題もなく完成。
下がフカフカでペグも余裕で刺さりました。


ここでFramepackOneはお役御免。MINIに2人分の荷物を入れて出発です。
まずは小屋の左側のトレイルから瑞牆山へ。


最初は緩やかに下り、途中から急な下り坂になったと思ったら沢を渡ります。
親子ハイクの人たちもいて、小さな子どもが頑張って登っているのをみるのも微笑ましい。


沢を渡ればすぐに桃太郎岩。
想像以上にデカイ!
時間はたっぷりあるので色々写真を撮って遊ぶ!



ブレてる…。

途中鎖場を越えつつ、木の間から大ヤスリ岩が見えるポイントへ。


トレイルは岩が多くなり、ちょっと歩きづらいところもありますが、基本的には登りやすい。


鎖場では鎖を持つより木を掴んだほうが登りやすいところも。


頂上手前で少しだけ凍結ポイントがあり、そこでプチ渋滞。自分たちは安全を期して軽アイゼンを装着しました。
翌日の金峰山では着用必須になりそうなので、初軽アイゼンの同行者の練習がてら。

で、あっさり山頂到着!


風がめちゃ強い!特にこの標識周辺から右側はヤバイ!


風強過ぎでまともに立てない…。


残念ながら富士山は見えませんでした。


金峰山の五丈岩が見えました。ここからだと結構遠く感じる…。


山頂標識から左側は比較的風が弱かったのでちょっとゆっくりしました。


ジャンプ写真を一生懸命撮っている人たちを微笑ましく見つつ、そろそろ下山です。

登りやすいといっても岩だらけで段差の大きかったトレイルなので、下りはそれなりに足にダメージがきます。
実は前回の御在所岳のときに膝を少し痛めており、万全の状態ではなかったのでゆっくりと進みました。

そんな途中で、インスタでお見かけした方と遭遇!少し会話し、記念撮影(笑)
写真アップは自粛しますがとても爽やかでいい方でした。



行きにスルーしたここも通過!


ゆっくりゆっくり。



小屋到着!
朝が早かったのでまだ早いけどテントでゆっくりします。



テントは朝来たときより減ったような。


前日は朝方にマイナス6度を記録したようですが、この日はテント内で5度くらいかな。結構暖かく過ごすことができました。
とても静かなテント場で、耳栓無しで早めに就寝…。
翌日は4時半起床で金峰山へ向かいます。



今年のシルバーウィークは晴天続きで、山行には絶好の機会だった。
その分各所は記録更新する程の混雑ぶりがSNSを通して伝わってきて、当初焼岳に行こうと考えていたもののテンションが下がって中止に。

とはいうものの、せっかくの連休に何処にも行かないのは寂しいなということで、最終日にお気軽ハイクとして霧ヶ峰と美ヶ原の両方に行くことを計画した。
この日なら高速も空いているだろうな、という推測もあり。




家を6時に出発、高速は予想通り空いており順調に進む。
車山肩の駐車場に着いたのは9時ちょうど。ここまでの道も高原感たっぷりで気持ち良かった!



駐車場はまだ結構空きがあり余裕の駐車。準備してハイク開始!


駐車場から頂上までは標高差100mちょい。散歩みたいなもんです。


トレイルも直登ではなく、緩やか。足元は石が多い。


気象レーダーのドームが見えてきた。


あっさり山頂。


ドームはとても立派なつくり。
というか、でかい!


山頂の神社の向こうには、7月に登った蓼科山が雲から頭を出していた。山頂の平ら具合がいい。
たくさんの人がいて、かなり賑わっていた。


軽く休憩し、来たルートとは違うルートで下山。その先には白樺湖が見える。
山頂までリフトがあるから、小さな子供も簡単にこの景色を見れるのはいいね。


この後の予定もあるので八島湿原には行かない。
でもかなりノンビリできそうな雰囲気。いつか遊びに行ってみよう。



湿原に近いためなのか、水はけが悪そうなところには木道が整備されていた。
フラットで気持ちいい!


あっさり出発地点に戻ってきた。
駐車場目の前のチャプリンで記念にバッジを購入。一応百名山だしね。




あっさりと車に乗り込み、次の目的地、美ヶ原へ。
40分くらいかな。山道を走って山本小屋の駐車場に到着。ちょうど車が出たところに停めることができた。



山本小屋ふる里館は、小屋という名前が似合わないほど大きくてちゃんとした建物。
前を通ると、とてもいい匂いがしてお腹が刺激される。


歩き出してすぐに牛!高原ぽい!


遠くにはほぼ目的地である王ヶ頭ホテルが見える。アンテナのようなモノがたくさん立っており、要塞感に溢れている。


ランドマーク的な美しの塔へ。
裏から中に入り、鐘を鳴らすことができる。



放牧された牛がのんびり草を食んでいた。


道は舗装はされていないものの、山本小屋から王ヶ頭ホテルまで車で行けるように綺麗に整備されている。
たまに牧場の香りがしつつ、進んでいく。


ずっとフラットだったけど、ホテル手前で微妙な上り坂&なぜかココの一瞬だけ舗装路に。


王ヶ頭ホテルもかなり立派でラグジュアリー!
ここに泊まれば満天の星空を見ることができそう。


まずはホテルの横を通り過ぎて、頂上?へ。


この後、一旦ホテル前に戻り昼食休憩。
お腹を満たして再度ホテルの裏へ。
ここからアルプス展望コースに行ける。


こちらはトレイルぽい。


振り返って王ヶ頭ホテル、


途中、烏帽子岩などの展望のいいポイントへ。切り立った岩で高度感はなかなか。
もやってて、アルプスの展望はあまりなく。


足元はローンピーク2.0。寒いと思ってロングパンツにしたけど、暑かった…。


さらに途中の岩で遊んだりしながら。


楽しかったアルプス展望コースも終わり、来た道へ合流。
のんびりのんびり。


山本小屋まで戻ってきたらまずはソフトクリームを食べて休憩。
ここからすぐに登れる牛伏山へ。


ケルンがでかい!


山頂は誰もおらず、寂しいかぎり。


この後はさっくりと下山し、帰途についた。帰りは小牧JCTで結構な渋滞をしているようだったので、多治見で降りて下道で。
お気軽ハイクでゆったり楽しめた連休最終日だった。

おしまい。

夏休みに突入した最初の日曜日。
もともとは1泊ないし2泊で立山に行く予定だったのが、諸事情で中止になってしまった。
かといって高まった気持ちを抑えることができず、日帰りで行けるところで選んだのが奈良県にある大台ヶ原。
アクセスは悪いけど、高低差も少なくラクに楽しめそうということで。




朝4時起きのつもりが、目が覚めたのは40分も過ぎた頃。結局家を出発したのは5時半だった。
東名阪が渋滞し始めるギリギリのタイミングで四日市・鈴鹿エリアを抜け、亀山から名阪国道へ入れば快適な自動車専用道。
ところがナビの微妙な指示のせいで降りるICを過ぎてしまい、復帰に少し時間がかかってしまうというアクシデントも。

なんだかんだで大台ヶ原ドライブウェイに入ると、道は急に狭くなり、すれ違い困難なところがあったり。でもトンネルを越えたところで2車線になり、走りやすい道になった。


駐車場に着いたのは9時ちょい前。駐車場はまだまだ空いていて、ハイカー達が何組か準備をしていた。
車の他にも自転車やバイクもたくさん。


準備を済ませ、東大台コースへ。
入口にはいきなり熊に注意の看板があった。



まずは大台ヶ原最高峰の日出ヶ岳を目指す。

よく整備された道は平坦で、散歩気分で進んでいく。



樹林帯で直接日が当たらないので、とても快適。
途中に一箇所水場があったけど、飲用可能かどうか不明。


途中からは石段となり、少しずつ登りが始まる。


樹林帯を抜け、日出ヶ岳へ。
雨が多いという大台ヶ原だけど、今日は快晴!


途中結構な階段があり、普通の観光客はかなりキツそうでした。

立派な展望台があるけど、メインはこちら。


展望台に登ってみる。条件が良ければ富士山が見えるらしいけど、さすがに雲も多く無理だった。


次はあの丘へ。
一旦下り、ちょっとだけ登り返す。


保護のための木道が現れる。


気持ちいいけど、日差しが強くて暑い。


今日は生足!日焼け止めを塗らなかったので後で赤くなってしまった…。



途中になぜか神武天皇像があった。
なにか謂れがあるのかどうかもわからない。説明板も無し。



そして大蛇嵓との分岐に到着。
東大台コースの2大スポットの一つなので、当然ゴー!


大蛇嵓までは300m程度。
途中にはやまびこスポットがあった(別パーティの案内のお兄さんが教えてくれた)。いい感じにやまびこが返ってくるので、みんな喜んで試していた。


そして大蛇嵓へ。
ちょうど人がいなくなったタイミング!
切り立った崖のようなところで、先端はなかなかの高度感だった。
しかも、鎖と簡単な支柱だけで、それもグラグラしてる…。
風が強かったら立つの怖いだろうなー。


景色は最高!


他にも人が来たので撤収ー!


分岐に戻り、周回コースを進む。
すぐにこれまでの整備された道とは違う、いわゆる登山道のような雰囲気になり、結局な下り坂となる。


坂を下りきると、シオカラ谷というところに出た。川に降りて休憩!


水はそこまで冷たくなく、気持ちがいい。オタマジャクシがいっぱいいたけど、関係無しにアイシング。


あの吊り橋を渡って行く。



吊り橋を越えると、すぐに急な登りになった。段差のキツイ石段をひたすら登っていく。


途中で傾斜も緩やかになり、ゴールへ!



最後の方のアップダウンで少し疲れたけど、なかなか見所のあるコースで楽しかった。

この後は、一応ピンバッジを購入して帰路についた。
iPhoneで渋滞情報を見ると、亀山ICから鈴鹿あたりは完全に渋滞している模様。
仕方ないので全部下道で行くことにし、途中でナガシマのジャズドリームに寄ることにした。
結局下道もチョコチョコ渋滞していて大変だったけど…。
山へ行き、買い物・食事もしてなかなか充実した夏休みだった。

次はどうしよかな…。

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